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古本
ふるほん・ふるぼん

晶文社の本で古本や古書に関するものは、植草甚一さんのものを含め、数多く出版されてきた。
古書ともいう。

  • 植草甚一さんについては別に項目を立てて書いてみたいが、少しだけ書かないわけにはいかないだろう。
  • 現在の晶文社は神保町にある。無粋にも申すまでもなく、ここは古書の聖地である。
  • 植草さんは古本を、フルホン(furuhon)ではなくフルボン(furubon)と呼んだらしい。
  • フルボンだと、ほこりの気配まで感じるような(気がするだけかなあ)。
  • 植草さんの旧蔵書は、かつて植草さんが購入なさったものなどが、植草さんの没後散逸し、でも再び植草さんがその古本を購入なさった店にひょいと戻ってきたりもするらしい。
  • そういうディラックの海みたいな不思議な虚数空間。それがフルボンの宇宙なのではないだろうか。
  • 広大無辺の虚数空間だけれど、関わるのは人の思い、人の願い、それに売り上げという、バリバリの実数世界だ。
  • 植草さんの旧蔵書は、植草さん旧蔵書として古書に出回るものに描かれているなんちゃってコクトー風の自画像?だけでなく、それが描かれる以前の、太っておられたときの自画像らしきものや、新聞記事雑誌記事の張り込みだけのものなど、多種多様で面白い。
  • 晶文社の古書フルボンに関する本も、多種多様で面白い(と思う)。


初稿:平成25年8月26日 (月曜日) 午後2時9分26秒
改稿:平成26年7月18日(金曜日)午後4時9分22秒

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